2023年3月19日に開催された令和4年度田尻町総合防災訓練を見に行ってきたので、訓練の模様や参加した車両などを簡単に紹介していきます。
令和4年度田尻町総合防災訓練の模様
南海トラフ巨大地震発生により町内で震度6弱の揺れを観測し、被害が出ているとの想定のもと各種訓練がおこなわれました。訓練の一部を載せていきます。
障害物除去訓練
大阪府警察泉佐野警察署などの機関により、道路上の障害物を除去。
救出救助訓練、医療救護訓練
防災訓練のメインといえば救出救助訓練です。
泉州南広域消防本部の各隊が現場到着。
消防、警察、自衛隊による救出活動が進む。
救出された要救助者はドクターヘリによる搬送がおこなわれるという想定のため、会場上空をドクターヘリ(エアバスH135・JA809H)がフライパス。
ライフライン応急復旧訓練、被害状況収集訓練
ライフライン応急復旧訓練では大阪ガスネットワーク、関西電力送配電、関西エアポートなどの機関が電気、ガス、水道などのライフラインの応急復旧作業を行いました。
被害状況収集訓練には大阪市消防局航空隊の「おおさか」(エアバスH155・JA210F)が参加して、上空をフライパス。200ミリだとちょっと遠かったので、次回はもう少し高度を下げてほしい…
一斉放水訓練
泉州南広域消防本部、田尻町消防団による合計5口による一斉放水により建物火災を消火。
令和4年度田尻町総合防災訓練の参加車両
訓練後の消防車両
思っていたより参加車両の台数が多くて、働く乗り物好きとしては楽しめました。主だったものを載せていきます。
消防、警察、自衛隊関連
泉州南広域消防本部・指揮車(せんしょう400)
泉州南広域消防本部泉佐野消防署・水槽付きポンプ車(せんしょう200)
泉州南広域消防本部泉佐野消防署空港出張所・水槽付きポンプ車(せんしょう206)
泉州南広域消防本部・30m級はしご車(せんしょう302)
泉州南広域消防本部・救助工作車(せんしょう300)
泉州南広域消防本部田尻庁舎・高規格救急車(せんしょう101)
泉州南広域消防本部泉佐野消防署・高規格救急車(せんしょう113)
泉州南広域消防本部・水難救助災害支援車(せんしょう301)
泉州南広域消防本部・資機材搬送車(せんしょう410)
泉州南広域消防本部熊取消防署・ポンプ車(せんしょう214)
裏方車両として上記の水難救助災害支援車、資機材搬送車とあわせて会場の隅に停められていました。
田尻町消防団・小型動力ポンプ積載車
田尻町消防団・小型動力ポンプ積載車
大阪府警察・警らパトカー
大阪府警察・小型輸送車
陸上自衛隊第37普通科連隊・軽装甲機動車
車両展示として軽装甲機動車、救出救助訓練に高機動車、炊き出し訓練に野外炊具1号が陸上自衛隊第37普通科連隊から参加していました。
関西エアポート・排水ポンプ車
空港用化学消防車はじめ様々な消防車両を保有する関西エアポート、機会があれば全車両を見てみたいです。
ライフライン機関
大阪ガスネットワーク・緊急車両
大阪ガスネットワークからは展示ブースでの車両展示用に、緊急車両がもう1台参加していました。
関西電力送配電・高圧発電機車
NTTドコモ・移動基地局車
小さな町のこじんまりした防災訓練と思っていたら、想像以上に多くの消防車両などが参加していて驚きました。4月から9月ごろにかけては自衛隊関連のイベントが増えてくるので、防災訓練系の働く乗り物イベントをみにいくことはしばらくなさそうかな…?
数年ぶりに開催されるイベントも増えてきているので、今後も働く乗り物撮影を各種イベントで楽しみたいと思います。