【イベントレポート】3年ぶりに令和5年和歌山市消防出初式に行ってきた

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令和5年和歌山市消防出初式の一斉放水

2023年1月8日に開催された令和5年和歌山市消防出初式を見に行ってきました。和歌山市の消防出初式を見にいくのは、コロナ禍を経て3年ぶりとなりました。

和歌山城砂の丸広場で式典や分列行進をおこない、堀端での一斉放水の流れが和歌山市消防出初式のスタイルでした。3年の間に和歌山城ホールができたことにより、式典はホール内でおこない、一斉放水を堀端でするスタイルに変化しました。
分列行進がなくなったことにより、導入されたばかりの新車を撮影する機会が減ってしまったのは少々寂しいところです。

令和5年和歌山市消防出初式の放水演技・救助訓練

和歌山城ホール内で式典がおこなわれている間、放水演技(一斉放水)準備をおこなう消防車両を撮影しつつ、開始時刻を待ちました。

放水演技とあわせて救助隊員による救助訓練をおこなうと記載ありましたが、前に行った時のように和歌山地方合同庁舎(画面右の建物)からの降下などはなく、堀に張られたロープを斜め降下するだけだったので、物足りない感じ。。。

救助隊員

令和5年和歌山市消防出初式の一斉放水

令和5年和歌山市消防出初式の一斉放水

令和5年和歌山市消防出初式の参加車両

前述の通り、分列行進がなかったので参加車両ラインナップも少々物足りない感じとなりました。

※コールサイン表記は便宜上、漢字で記載しています。

ふれあいコーナー展示車両

式典がおこなれた和歌山城ホール近くの広場で、ちびっこ向けのふれあいコーナーがおこなわれ、3台の車両が展示されていました。

和歌消中救急2
和歌消中救急2「おおるり」(A0806)
私が学生の頃に新車で導入された救急車も気が付けば予備車となり、最古参の救急車となっています。次に新しい救急車が導入されたら引退ですかね…

和歌消中ポンプ2
和歌消中ポンプ2「はや風」(P9610)
旧車が多いと昔は有名だった和歌山市消防局もどんどん車両更新が進んでいますが、まだこのタイプが残っています。これより新しいポンプ車も数台いましたが、故障により引退したりと、旧車の宝庫ぶりはまだ健在?

VR防災体験車
ここ数年の防災イベントなどでおなじみのVR防災体験車

放水演技参加車両

続いて放水演技参加車両の一部を掲載します。

令和5年和歌山市消防出初式に参加した消防車両
画像を見ていただくとお分かりいただけるかとおもいますが、見事に同じような見た目の和歌山市消防局のスタンダードなオールシャッタータイプのポンプ車中心です。
各署の化学車や新しい中消防署のタンク車、吸管むき出しタイプのポンプ車の参加があればもう少し代わり映えするのですが…

和歌消中ポンプ1
和歌消中ポンプ1「たに風」(P2007)

和歌消東ポンプ1
和歌消東ポンプ1「かわ風」(P2008)
上記の「たに風」号と同期の車両です。

和歌消岡崎ポンプ1
和歌消岡崎ポンプ1「いわ風」(P1713)

和歌消河南ポンプ1
和歌消河南ポンプ1「うみ風」(P1614)

和歌消南タンク1
和歌消南タンク1「天龍」(T1702)
和歌山市消防局2台目のMVFです。

和歌消鳴滝ポンプ1
和歌消鳴滝ポンプ1「そよ風」(P1515)

和歌消加太ポンプ1
和歌消加太ポンプ1「やま風」(P1301)

そのほかに和歌消紀伊タンク1「昇龍」(T1404)と和歌消中はしご1「普賢」(L1201)、和歌消北ポンプ1「はつ風」(P2009)、和歌消宮前ポンプ1「さち風」(P1516)が放水演技に参加していました。


久しぶりの和歌山市消防出初式。物足りなさを感じつつも、毎年の楽しみだったイベントが帰ってきたのはやはり嬉しいところです。
いつの間にか和歌山市消防団の防火衣が古めかしい銀色のコートタイプから今風のものに変わっていたりと新しい発見もありました。学生の頃のように「消防車撮影が一番の趣味です」というような状況でなくなり、ある意味、片手間でやっているのですが、新しい発見はやはり嬉しいしモチベーション的なものもあがります。

今年は1月8日に各地で開催が重なりましたが、来年はどうなることやら…
できれば開催日が分散されているほうがいいなと思います。