2024年10月12日に吉野川河川敷で令和6年度五條市総合防災訓練がおこなわれました。 2022年、2023年に引き続いて3年連続見に行きましたが、今年は訓練参加車両の緊急走行が控えめに感じました。
展示型訓練
国土交通省近畿地方整備局和歌山河川国道事務所五條出張所の河川パトロールカーによる被災状況の確認
孤立者救助訓練に参加の奈良県防災航空隊「やまと2000」(JA20NA)
見学スペースからは訓練中のヘリは逆光になるので、訓練会場上空で旋回中の順光のタイミングを撮影。
奈良県防災航空隊「やまと2000」による孤立者救助訓練
陸上自衛隊中部方面隊第4施設団の偵察用オートバイによる被災状況の確認
陸上自衛隊第4施設団のバケットローダと特大型ダンプによる道路啓開
五條ガスの緊急車両
大型ドローン(DJI FlyCart 30)による物資輸送
奈良県警察広域緊急援助隊のレスキュー車
奈良県警察広域緊急援助隊と五條市消防団による被災車両からの救出訓練
エートス協同組合加盟企業による車両のレッカー移動訓練
奈良県広域消防組合五條消防署、陸上自衛隊、SAR-DOG CWC(救助犬団体)、南和広域医療企業団(南奈良総合医療センター)による倒壊家屋からの救出訓練
SAR-DOG CWC所属の災害救助犬「アラレ」号が倒壊家屋内の要救助者を探し当て、奈良県広域消防組合五條消防署と陸上自衛隊により救出活動が展開されました。
南和広域医療企業団(南奈良総合医療センター)と奈良県広域消防組合救急隊によるトリアージ
ドクターヘリ独特のカラーリングではなくほぼ白!な奈良県ドクターヘリ(JA851H)
2023年は奈良県ドクターヘリはJA818Hでした。
五條市消防団による建物火災消火訓練
手前のポンプ車は故障なのか放水できなかったようです。
体験型訓練、緊急車両展示
体験型訓練としては各機関によるパネル展示や応急手当体験などが実施され、消防や警察、自衛隊の車両展示もありました。
五條警察署のパトカー展示は過去2年は五條201が務めていましたが、今年は五條2
奈良県広域消防組合五條消防署の指揮車(五條101)
能登半島地震で大型の消防車スタックしたりする問題がありましたが、地震災害など大規模災害時にはこういったSUVやワンボックスタイプの消防車に人員や資機材を載せる形のほうが使い勝手よさそうな気がします。
2023年は13mブーム付多目的ポンプ車(御所381)の展示がありましたが、今年はありませんでした。