【イベントレポート】わかやま自衛隊フェア2023in新宮港へ行ってきた

この記事は約3分で読めます。
スポンサーリンク

わかやま自衛隊フェア2023in新宮港で公開された護衛艦「くまの」

2023年12月16日に和歌山県新宮市の新宮港で開催されたわかやま自衛隊フェア2023in新宮港に行ってきました。

12月と思えない気温のもとで護衛艦「くまの」を中心とした自衛隊、警察、消防の装備品の展示がおこなわれたので、その模様を紹介します。

わかやま自衛隊フェア2023in新宮港で最新鋭護衛艦「くまの」を見学

護衛艦「くまの」は、もがみ型2番艦(とはいえ1番艦より先に進水)として2022年に就役。現在は掃海隊群直轄艦として、神奈川県の横須賀基地に配備されています。
奈良県、和歌山県および三重県を流れる河川である「熊野川」に由来する艦名で、新宮港への入港はいわば里帰りといったところです。

今回の一般公開で撮影できたのは外観と前甲板、後甲板のみに限られたのですが、撮影禁止エリアの通路はイルミネーション輝くクリスマス仕様でいい感じにロマンチックでした。

護衛艦「くまの」外観

護衛艦「くまの」

護衛艦「くまの」

護衛艦「くまの」

護衛艦「くまの」

護衛艦「くまの」

護衛艦「くまの」

海上自衛隊の護衛艦というと、個人的にごつごつとしたイメージなのですが「くまの」はステルス性を意識したヨーロッパのフリゲートのような見た目です。
特徴的なのは「ユニコーン」とも言われるマスト。各種レーダーやセンサーがその特徴的なマストに収められています。
ごつごつとしておらずのっぺりとした艦なので、プラモデルで作りやすそうな印象です。
基準排水量3900tの艦なので、思っていたより小さい感じです。

護衛艦「くまの」甲板

前甲板と後甲板以外は撮影NGでしたが、従来の護衛艦では剥き出しの部分が覆われているといった感じで、じっくり見たら色々と気づくのでしょうが特段変わったところはないのかなという印象でした。

護衛艦「くまの」
VLSを後日装備予定なので、前甲板は5インチ砲(Mk45 mod4)があるぐらい

護衛艦「くまの」
5インチ砲はクリスマス仕様にデコレーション

護衛艦「くまの」
艦首からの風景
艦橋の高さはそんなに高くなさそうです。

護衛艦「くまの」
艦橋もの窓の感じもなんか護衛艦らしくないというか…

5インチ砲弾
5インチ砲弾
製造はエアコンで有名なダイキンです。

護衛艦「くまの」
5インチ砲の砲塔にはヤタガラスのロゴ

護衛艦「くまの」

護衛艦「くまの」

護衛艦「くまの」

護衛艦「くまの」
後甲板では主にパネル展示がおこなわれていました。

護衛艦「くまの」
後甲板でもクリスマス仕様のオブジェが…

護衛艦「くまの」
ヘリ格納庫上にはSeaRAMが鎮座
従来の護衛艦はCIWSを前後に備えていたが、後部だけになった弊害はないのだろうか…

護衛艦「くまの」
30分ほど艦内を見学して下艦
最新鋭護衛艦の一部分だけですが、実際に見れたのは貴重な機会となりました。

わかやま自衛隊フェア2023in新宮港の装備品展示

護衛艦「くまの」以外に岸壁では各種車両などの装備品展示が行われていました。

自衛隊

自衛隊車両
自衛隊和歌山地方協力本部
高機動車と1 1/2tトラック

ペトリオット発射機

ペトリオット発射機
航空自衛隊中部航空方面隊中部高射群第14高射隊
ペトリオット発射機

防火衣、SCBA(自給式呼吸器)

ガンタイプノズル
護衛艦「くまの」防火衣、SCBA(自給式呼吸器)、ガンタイプノズルなど

水中処分員の装備
護衛艦「くまの」水中処分員の装備各種

消防、警察

地元の新宮市消防本部から屈折はしご車、和歌山県警新宮警察署からは警らパトカーと事故処理車、白バイが展示されました。
消防の屈折はしご車は途中で会場を後にしてしまい、護衛艦「くまの」乗艦見学まで待ち時間がだいぶありましたが、早めに行っておいて正解でした。

屈折はしご車

屈折はしご車
新宮市消防本部
屈折はしご車「くもとり」(しんぐうはしご1)

消防団活動車
新宮市消防団
消防団活動車
展示車両ではなさそうでしたが、屈折はしご車の傍らに駐車されていました。

警らパトカー
和歌山県警新宮警察署
警らパトカー(新宮3)

事故処理車

事故処理車の車内

事故処理車の車内
和歌山県警新宮警察署
事故処理車(新宮208)
車内のプリンターには熊野本宮大社のステッカーが貼られていました。

白バイ
和歌山県警新宮警察署
白バイ
和歌山県警では新宮、御坊、橋本の警察署の交通課に交通機動隊とは別に白バイを配置して違反取締にあたっているようです。


和歌山市内から往復350km以上、片道約3時間かけて見に行ってきましたが、途中で海鮮丼を食べたり道の駅でお土産を買ったり、昔泊まったことあるホテルが廃墟のような見た目になっているのに寂しくなったりと寄り道もしつつ良い撮影となりました。

紀南のイベントも、これから機会を見つけて積極的に足を運びたいと思います。