自撮り棒にもスタンド一脚にもなるUlanzi MT-44を購入してみた

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Ulanzi MT-44

UlanziMT-44という自撮り棒にもスタンド一脚にもなるアイテムを購入してみました。
普段使っているカバン(ミステリーランチのディストリクト8)に入るミニ三脚を流していたところ、このMT-44を見つけました。値段もと安く(私が購入した時は3080円)、「失敗してもいいやー」と軽い気持ちでぽちってみた次第です。

自撮り棒としても、スタンド一脚としても使えるUlanzi MT-44

Ulanzi MT-44の各部などの紹介です。

Ulanzi MT-44 伸縮可能なVlog三脚(アップグレード) 2502B

Ulanzi MT-44の各部など

Ulanzi MT-44
内容物としては本体と説明書程度

Ulanzi MT-44

Ulanzi MT-44
MT-44本体
収納時の長さは30cm程度で、ミステリーランチのディストリクト8に入ります。
ちなみに重量は300gほどです。

Ulanzi MT-44

Ulanzi MT-44
雲台
取り外し不可能な自由雲台がセットされています。
ダイヤルを回すことで上部の1/4インチネジにカメラなどを固定でき、アルカスイス互換のクランプなどを使えば素早く機材の入れ替えができるかとおもいます。

Ulanzi MT-44
スマホホルダー
面白いギミックとしてはスマホホルダーを別途買わなくても、折りたたみ式のものがついていることです。
撮影時に「ない!」となりがちなスマホホルダーですので、これは安心できます。

Ulanzi MT-44

Ulanzi MT-44
赤色のナットは脚部分の伸縮、開閉のロック
ロックを緩めて雲台を掴んで引き伸ばせば、簡単に長くなります。

Ulanzi MT-44
自撮り棒状態で伸ばしてみた状態
最大147cmの長さになりますが、最大長まで伸ばすことはあまりなさそうです。

Ulanzi MT-44

Ulanzi MT-44
スタンド一脚として使う際の脚部分
長めの脚なので安定性もなかなか良さそうで、展開もスムーズにおこなえます。

全体的にプラスチックのチープな印象はあり、耐久性について気になりますがよくできたアイテムと感じます。

撮影セット例

Ulanzi MT-44
スタンド一脚として使用した時のイメージ
MT-44本体のスマホホルダーではなく、マンフロットのPIXIクランプでiPhoneをセットした形です。
iPhoneに接続しているマイクはRODE VideoMic Me-Lで、実際の撮影の際はシャッタースピードを固定するためにフィルタークリップをiPhoneに装着したりします。

Ulanzi MT-44
こちらは自撮り棒として使用した時のイメージ
右手にカメラを持ち、左手にMT-44(そこにiPhoneなどをセット)を持って静止画も動画も撮るというときのスタイルです。

Ulanzi MT-44をスタンド一脚として使用した感想

Ulanzi MT-44

先日行った成田市消防出初式で、Ulanzi MT-44をスタンド一脚として使用し、動画撮影をおこないました。
https://retriever-works.com/2024-narita-new-years-fire-review/

良かったところ

Ulanzi MT-44
脚が大きく開くので、安定性がなかなかよかったです。
動画撮影に普段使用しているRX100M7とRODE Video Mic GOの組み合わせであれば、ぐらついたりすることもなく安定して撮影が可能でした。

Ulanzi MT-44

設置と撤収も容易なところも良かったところです。
撮影前にカバンから出してロックを解除して脚を広げ、引き伸ばして地面に置けば設置完了、撮影終了後は縮めて脚を畳んでカバンに雑に放り込むことができます。

本格的な機材を持っていくのが面倒な軽い撮影や飛行機での移動など荷物の制限が発生する場面で、大活躍しそうな印象を受けました。

いまいちだったところ

いまいちだったところは特にありませんが、強いて言えば雲台の交換が可能な形であってほしかったというところです。
雲台の精度などには不満はないのですが、ビデオ雲台を普段使っているのでパンやティルトがしにくく、「ビデオ雲台に変えれるようになっていればなあ…」と感じました。
まあアイテムの性質上、仕方ないと思います。


Ulanzi MT-44は、「三脚を持っていくのは面倒だけど、ちょっとカメラを固定して撮影したい」という場面で重宝するアイテムというのが購入して使ってみたまとめになります。