先日iPhoneやApple Watch、ノートパソコンを購入したばかりですが、またしても散財をしてしまいました。
納期がいつになるか怪しかったレンズがちょうどヨドバシドットコムで在庫ありだったので勢いで購入してしまったのです。

欲しかったタムロンの18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)
購入したのはタムロンの18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061)、SONY Eマウント用になります。
乗り物系イベントで大活躍な便利ズーム
私はメインの被写体がヘリコプターと働く乗り物で、撮影のために足を運ぶ防災訓練の会場などでは18ミリから200ミリ程度の焦点距離を頻繁に切り替えながら撮影することが多く、1本でそれなりに撮影できる便利ズームが重宝します。
一時はCanonの24-105と70-200を場面に応じて付け替える運用をおこなっていましたが、どうも趣味レベルの撮影の私には機材のレベルや運用スタイルが合わず、手軽な便利ズームのほうが私好みでした。
タムロンのModel B061は評判も良く、前々から欲しいと思っていて今回購入に至りました。
レンズの概要
レンズ本体の外観
質感は「まあ値段なりかな」といった印象です。
SONY SEL18135と並べると結構大きく感じます。
α6600に装着すると、カメラ本体よりレンズの方が大きく感じるサイズ感です。
重量感は重すぎず軽すぎない程度なので、長時間の撮影も疲れなさそうです。
※メーカーサイトによるとレンズ本体は620g、α6600はバッテリーとメモリーカードを入れて約503gと記載あるので、合計約1.2kgに満たない程度の重量
https://www.tamron.jp/product/lenses/b061.html
https://www.sony.jp/ichigan/products/ILCE-6600/spec.html
モンベルのプロテクションインナーバッグMにα6600に装着したまま入るサイズ感です。
レンズフードを写真とは逆向きに装着した状態では、収納は難しかったです。
あわせてピークデザインのストラップ、「スライド」も一緒に入れることができる余裕があります。
関西国際空港で撮影してきた
さっそくα6600に装着して関西国際空港で軽く撮影してきました。
撮影した写真の一部をコメントと共に紹介していきます。対航空機と考えた際には、300mmは「足りない」場面がちらほらありましたが、メインで使う予定の防災訓練などでの車両やヘリコプターの撮影には求められる焦点距離を1本でカバーできるので重宝しそうです。
対岸の泉佐野市内をワイド端で撮影
いつの間にかSiSりんくうタワーなる名前になっていた旧りんくうゲートタワービルをテレ端で撮影
風が強くてカメラがだいぶ流される場面でした。ちなみにレンズ本体、α6600どちらも手ぶれ補正機能がついているのでこういった場面では心強いです。
ズームリングの感覚も写真撮影の場においては問題ないスムーズさで、頻繁に被写体との距離が変わる防災訓練などのイベントで活用できそうなことを確信しました。一方、動画撮影ではズームは厳しそうです。
展望ホール正面の風景をワイド端で撮影
居並ぶ旅客機をテレ端で撮影
展望ホール下の消防車車庫
ちょうど車庫から出ていた高所放水車にズームイン!
RWY24Rからの離陸に向けベトナム航空のA350-900(VN-A888)がタキシング開始
RWY24Rに着陸する機体を撮影するには、300ミリだと厳しい…
開放F値は焦点距離によって変化し、300ミリまで伸ばすと開放F値は6.3となります。
どの焦点距離でもAFは速く、迷いも撮影時の環境ではなかったです。
景色を眺めていると関西空港署のパトカーが走っていたのでズームイン。
海上保安庁関西空港海上保安航空基地のEC225「みみずく」(JA688A)
展望ホール駐車場に着いた瞬間、どこかに飛び立っていったので撮影をあきらめていたのですがすぐに帰ってきました。
ヘリは防災訓練ではメインの撮影対象で、機体だけを撮影したり周りの景色も入れたりと様々な焦点距離で撮ることが多いです。
このレンズだと付け替えたりすることなく、好みの焦点距離でぱぱっと撮影できそうです。
以下、適当に撮影した航空機や空港の風景写真です。
ワイドに撮りたい場面や細部をズームして撮りたい場面、そして中間距離でも使い勝手のいいレンズです。