週2〜3回ジムに通って練習をしているブラジリアン柔術の試合にはじめて出場しました。
これからはじめてブラジリアン柔術の試合に出場される方の参考になればと思い、試合前に準備したことなどをまとめてみました。
ブラジリアン柔術初試合前の準
はじめての減量
空手をしていた頃は、試合は階級制ではなくて無差別だったので減量をしたことはありませんでした。しかし、ブラジリアン柔術の試合は階級制なので減量が必要になってきます。
※体重無差別でおこなわれるブラジリアン柔術の試合もあります。
私は普段の体重が58キロ前後なので、最軽量階級のルースター級（柔術着込みで57.5キロ以下の階級）にエントリーしました。
試合の前に旅行に行く予定があったため、多少の体重増加を想定して5キロほど減量することにしました。
はじめての減量だったので、2ヶ月ほどかけてゆっくり体重を落としていくことにしましたが、だいたい1ヶ月で4キロほど落ちたのでもう少し期間を短くしてもよかったなと感じています。（後半だれてくるので…）
減量のためにしたこととしては主に以下のようなことで、特別なことは大してしていないです。
- お酒を飲まない（ノンアルコールは飲む）
- 平日の食事はカロリーの低いものにする（昼食はサラダメイン、夜は鶏胸肉など）
- 仕事の昼休みに縄跳びを数分跳んだり、筋トレをする（リモートワークだからできること）
- 週一でモモやヒレ、ハラミなどの赤身肉を食べる
- スマートフォンアプリで体重管理できる体重計を買う
体重計に関しては家にあるものが数十年前のアナログなやつだったので、オムロンのHN-300T2という安価でスマートフォンアプリとの連携で日々の体重管理をできる体重計を貯まっていたヨドバシカメラのポイントで購入しました。
毎日朝と夜に体重計にのり、日々の体重の変化データをOMRON connectというアプリを通じてiPhoneのヘルスケアアプリに蓄積していきました。
53キロになると学生の頃のように腹筋が見えるようになり、「学生の頃よりずいぶんと太ったんだな…」としみじみ。
試合用の柔術着購入
「試合用の柔術着を持っておいた方が良い」と先輩方にアドバイスいただいていたので、軽くて安い柔術着を1着、試合用として購入しました。
普段から練習で使っているものだと、糸のほつれや色落ちなど細かい部分で試合のルールに適合しないことがあるためだそうです。
今回、試合用に購入した柔術着はブルテリアのウルトラライトZeroの青（A1サイズ）です。
着てみた感じは、いつも練習に使っている柔術着より「気持ち軽め」。
新品のまま試合で着るのは避けて、試合前の練習で何度か使用して慣らしておきました。
ブラジリアン柔術初試合当日
試合当日、柔術着込みで54kgぐらいの体重で計量をパスしたのですが、正直なところ減量のしすぎだと思います。
東京旅行を見越して多めに減量したのですが、まったく旅先で体重増加がなかったのは誤算でした。
本来であれば柔術着込みで56.5kg前後で軽量をパスする予定だったのですが…
試合結果
当日はワンマッチを2回、合計2試合おこない0勝2敗でした。
1試合目は同一階級の相手にポイント負け、2試合目は1つ上の階級の相手に1本負けという結果に終わりました。
1試合目はテイクダウン→マウントまではうまくいくもその後にスイープやパスガードされ逆転された感じです。丁寧にマウントをキープしたり、三角絞めなどの極め技を落ち着いて出せれば勝てたかなと…
2試合目は同一階級で試合が組めなかったので、1つ上の階級の相手でしたが、その中でも体格が大きめの方でフィジカル面でも技術面でも厳しかったです。
準備が足りなかったところ
準備が足りなかったところは、ポジションキープの練習と各シチュエーションでのスイープの練習の2点かと思います。
1試合目ではマウントをキープできず、ポイントが入らなかった場面もあったので、しっかりとキープして返されなければ展開も違った気がします。
スパーリングの中では決まっていた得意なスイープも微妙なシチュエーションの違いなどで、うまく出せなかったり、後から見返して「あ、このスイープできたのに…」という場面もあり、各シチュエーションでのスイープの練習が足りなかったと思います。
得意なシザースイープがまだまだ実戦では通用しなかったので、磨いていきたいところです。
あとは減量しすぎによるフィジカル面も少し微妙だったかなと思います。このあたりはしっかりと筋トレするのとあわせて、次回の試合に向けて調整していきたいところです。
はじめての試合は負けてしまったのですが、思っていたよりは動けた面もあり、楽しく終えることができました。
また次回の試合に向けて、コツコツと練習していきたいと思います。
