2023年11月11日に和歌山県高野町で開催された令和5年秋季火災予防運動 和歌山県警との合同訓練に行ってきました。
和歌山県警と高野町消防本部、民間企業が合同で大規模災害時の救出救助活動の連携を深めるためにおこなわれているようで、訓練終了後には県警航空隊のヘリ「きのくに」(JA03WP)はじめ参加車両の展示もおこなわれました。
訓練の模様
和歌山県警が中心となって、土砂災害により孤立した集落での救出救助活動を想定した訓練がおこなわれました。
あわせて高野町消防本部による消火訓練もおこなわれました。
孤立集落倒壊家屋救出救助訓練
高野町消防本部の指揮隊が先着
メガホンで孤立地域に取り残された要救助者に呼びかけます。
民間企業のドローンにより孤立者にトランシーバーを渡し、連絡を取り合えるように
和歌山県警航空隊「きのくに」(JA03WP/EC135P3)が到着し、警察犬を孤立集落に投入
和歌山県警直轄警察犬のたぶん「ヨハン」号…
県警には現在、直轄警察犬が「ヨハン」号と「イーロ」号の2頭在籍中のようです。
警察犬が倒壊家屋内の要救助者に反応
先着した高野町消防本部指揮隊とは別ルートで来た和歌山県警の部隊がチェーンソーにより屋根を切り開き、倒壊家屋内の要救助者を救出
救出された要救助者の搬送のため、高野町消防本部の救急隊が到着
一仕事終えて訓練の様子を見守る警察犬
ジャーマン・シェパードも一度飼ってみたいですが、やっぱりゴールデンレトリバーかな…うむむ…
要救助者は救急隊から和歌山県警航空隊「きのくに」に引き継がれ、空路で病院に搬送され、一連の流れが終了しました。
ヘリはその後、訓練後の展示に向けて再度着陸
訓練準備も含めてたっぷりと和歌山県警航空隊「きのくに」を撮影することができる貴重な機会となりました。
消火訓練
続いての消火訓練は、高野町消防本部の消防隊出動から現着、放水までの一連の流れが披露されました。
参加車両、ヘリの展示
訓練終了後はヘリと車両の展示がおこなわれました。
高野町消防本部の主力車両、2017年配備のタンク車
1500L水槽とCAFS、A-2級ポンプ搭載です。
高野町消防本部
高規格救急車「しゃくなげ」号
高野町消防本部
指令車
和歌山県警
パトカー(交通取締仕様)
和歌山県警
「きのくに」(JA03WP/EC135P3)
光線の移り変わりには悩まされましたが、大変見やすい訓練でした。
また次回の開催があれば、見に行きたいと思います。